【イラスト講座】誰でも出来るXウィングの描き方とは？（スターウォーズ特集）

突然ですが、Ｘウィングの描き方って難しいですよね。

SF映画の名作「スターウォーズ」シリーズの中で最もクールな戦闘機と言えば、このXウィング！私も子供の頃、ルーク三部作（エピソード4、5、6）に出てきたXウィングが大好きで、しょっちゅう真似して描いてました。

でも、この宇宙戦闘機…翼を描く時のパースが狂うといとも簡単に正体不明の三角形になっちゃうんですよね（笑）。

だから、描いては描いてはいつも似てない飛行機になっちゃうんで、困っていました。

しかし今日、子供の頃から書くのが難しかったXウィングの攻略方法をついに発見しました！今回ご紹介するのがこちらの動画👇。

じゃじゃん！NHK教育の工作番組「つくってあそぼ」に出てくるワクワクさんのスターウォーズ版とでも言うべきイラストレーター「エリックさん」が、Xウィングの簡単な描き方を教えるチュートリアル動画「Let's Draw Star Wars」です！

15万人の登録者を誇る「STAR WARS KIDS」チャンネルのこのコーナーは、スターウォーズに登場するドロイドや乗物のイラストを子供向けに簡単に教えるというオタク教育に打ってつけ！の動画シリーズになります（笑）。

簡単にまとめてみたので、パパッと紹介していきます！

ところでXウィングって何？

Xウィング・スターファイター（T－65B）は、インコム社が開発した単座式の多用途・宇宙戦闘機で、銀河内戦のさなか帝国軍と対峙する反乱同盟軍が使用した。Sフォイルという上下の2組の主翼を持ち、戦闘時にはこの主翼がX型に開く（つまり、可変翼機）。

武装は4門のレーザーキャノン砲と2基のプロトン魚雷ランチャー。アストロメクドロイド（ようはR2D2）がパイロットアシストとして登場する。翼と一体化した4つの核融合推進エンジンによって、高い機動性と高速性能を発揮。

また、正確なピンポイント爆撃を可能にする照準コンピュータや別の星まで超光高速ができるハイパードライブ、機体の周囲を保護するシールド発生装置も搭載されている。

登場シリーズ：スター・ウォーズ　エピソード4／新たなる希望、スター・ウォーズ　エピソード5／帝国の逆襲、スター・ウォーズ　エピソード6／ジェダイの帰還関連：反乱同盟、反乱軍パイロット全長：12.5m
引用：スターウォーズ公式サイト

この動画に登場するのが、スターウォーズ版ワクワクさんことエリックさん。そして、相棒ドロイドのR3（ボディがなかなか凝ってる）。

まずエリックさんがパソコンで作った精巧なモデル図を参考に、Xウィングの外観を可能な限りシンプルにしていきます。

エンジン部分は単なる円筒形のつつで、コックピットのある胴体は大きな箱、４つの翼も一つの箱としてそれぞれまとめて見ることが出来ます。全体的に大きく前面に押し出された三角形ととらえれば簡単です。

まず、胴体の元となる箱を描きます。

Xウィングの正投影図（三面図ですね）は、基本的に全て平行線で描いていきます。機首の先端は胴体ほど大きくはなく、２番目くらいの大きさにして膨らませます。

機首の鼻ができたら、胴体から線を弾きます。ここで注意しなければいけないのが、胴体から引いた線は鼻の中央へななめに繋げると言う事。因みに下の線は仕上げの最後に描き足します。

コックピットのキャノピーは後ろの方から、自分の書きたい角度でななめの山を書き上げます。

エンジンダクトの位置はR2ユニットと同じ並行線上に描きます。円柱を書き上げたら、定規を使って下の方にも全く同じエンジンダクトを描き足します。そして、エンジンの排気口にノズルをそれぞれ書き足します。

翼を描く場合、翼の先端はエンジンよりもやや上にあるので、翼の先端の角をぽつぽつ書いて、x線を胴体にむけて書き足します。この時は、平行に線を引くのではなく、やや角度をつけてななめに描くのがポイントです。

翼とエンジンの間に小さな三角形を描いて、翼に厚みを持たせます。それが出来たら、翼の先端に円柱のシリンダーを描き足し、レーザーキャノン砲のおおもとを作ります。

エンジンダクトの内の詳細ディテールを詰めていき、鼻と胴体の下に線を足した後、マジックペンで本書きします。

どうですか？15分くらいあればちょちょいのちょい！って感じで簡単に書けそうですよね。4つの翼を一つの横長の箱として捉えるというのが個人的に盲点だったなぁ～って思います。

・複雑なモチーフでも簡単なパーツに分解してみる。

・大きい胴体から先端まで先を細めて描く。

・4つの翼は角っこをそれぞれ描いたら、斜め線で胴体とつなぐ。