[voice icon="https://scifiartlog.com/wp-content/uploads/2019/12/Cycle-77KB.jpg" name="管理人" type="l"]
こんにちわ、会社員でSF画家の「Yasu」です!
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[voice icon="https://scifiartlog.com/wp-content/uploads/2019/12/komatta_man2.jpg" name="悩み人" type="l"]
● 全身イラストが簡単にかけない…
● キャラクターのポーズが自在にかけない…
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こういった悩みを抱えている「絵描きさん」や「イラスト初心者」がいましたら、大丈夫です。
全身の描き方について解説してるYouTubeの海外チュートリアル動画を3本厳選したので…
この記事をよめば、全身イラスト(約8等身)を自由自在にしかもチョー短時間でマスターする事が可能。
「じゃあ、その方法って一体何なんだよ?」
って疑いたくなりますよね。
ざっくり言ってしまうと、全身ボディを「胸」と「骨盤」の2つに分けて、豆状の「落花生」として捉えれば良いんです。
まぁ、これだけでは、何のことやらサッパリ分からないんで、具体的に解説していきますね!
目次
全身イラストは「落花生」として描写
まず、人体を…
「落花生(ラッカセイ)」
として簡単にスケッチすれば、全身は簡単にかけます。
なぜなら、人体の構造は、胸パーツの肋骨と骨盤の2つに大きく分けられるので…
その2つを「楕円」としてそれぞれ描いて、つなげてしまえば、人体の大部分はほぼ完成です。
2つの楕円が、まさに豆っぽい形をした「落花生」に見えるので、それを意識してスケッチ。
1、胸と骨盤の「楕円」を重ねる
胸パーツと骨盤パーツの楕円を描く時は、それぞれの円を少しだけ重ねてかきます。
2つの楕円を重ねると「お腹」のパーツが丁度よいサイズで出来上がるので、人体サイズが狂う心配がありません。
また、胸パーツと骨盤パーツの「頂点トップ」と「底面ヒップ」がそれぞれ中心線でつながるかどうか確認して見て下さい。
こうすることで、上下の傾きを自然に書くことが出来ます。
2、センターラインで前後の向きを決定
全身の落花生が描けたら、豆の表に…
「センターライン(正中線)」
を書き込んで、前後のむきを決めましょう。
このセンターラインは、あとあと「首」の位置を決めるときに必要なので、かならず書き込んで下さい。
3、落花生を「ボックス箱」に変身
楕円でかかれた「胸パーツ」と「骨盤パーツ」の落花生をそれぞれ
四角い「ボックス箱」
に修正!
これで、そのボックス箱の頂点同士のスペース間に、ボール状の「肩関節」や「股関節」を入れることが出来ます。
そこから、骨の「直線ライン」を均等にかいていけば、手足の書き込みがスムーズに完了。
こうすれば、「首」や「足」、「腕(アーム)」の付け根ポジションを間違えることはほぼ無いので…
楕円上の落花生で全身のアタリをとったら、ボックス箱タイプに修正してみて下さい。
4、ねじれた全身像の描き方
テニスボールを2個、靴下にいれた状態をイメージすれば…
S字カーブ上にひねられた人体といった描きにくいポーズでも簡単にスケッチが可能。
さらに、 胸パーツと骨盤パーツをそれぞれ「ボックス箱」状にスケッチし直せば、正面と側面が浮かび上がり、体のパーツがそれぞれ「どこを向いているのか?」がハッキリ分かります。
腕(アーム)の描き方
肩のボール関節を描いたら、あとは骨盤あたりまで均等な感覚で…
[box class="green_box" title="腕をかく順番" type="simple"]
1、上腕
2、前腕
3、5本の手(この時点では四角形として描画
[/box]
と順番に描きこんでいきます。
ひじの関節をボール状にして描き、各関節のスペースを直線ラインで接続。
脚(レッグ)の描き方
足も腕(アーム)と同じ感じで…
[box class="green_box" title="脚をかく順番" type="simple"]
1、太もも
2、すね
3、足首
[/box]
と順番にカリカリ描いていきます。
直線ラインとボール状の関節で、各ポイントを接続。
顔(フェイス)の描き方
顔を描くコツは、頭蓋骨を…
「球形のボール」と「くの字形のブーメラン」
としてイメージすれば描けます。
ボールとブーメランが描けたら、十字線を引いて、目と耳のポジションを決め…
[box class="green_box" title="各ポイント"]
● アゴ
● 口
● 鼻
● 目
● 髪の生え際
[/box]
各ポイントにラインを引いて、均等に描きこみます。
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まとめ
・全身イラストは、胸と骨盤の2つに分かれた楕円の「落花生」として捉えるべし!
・落花生を描いたら、それを「ボックス箱」に変身させて、関節ポイントを描きこむべし!
私もProkoさんのアドバイスに従って、全身を2個の豆つぶで捉えるという描き方を実践したら…40秒くらいで人体スケッチが苦も無くできるようになりました。
このやり方は、人物デッサンする場合でも、何も見ずに架空のキャラクターを描くケースでも有効なんですよ。
しかも「ある程度、人体イラスト・キャラクターが描けるよ!」って人でも、さらに楽に描けるチョー便利なやり方だと思います。
ただ、Prokoさんの描き方は、胸と骨盤のポジションを描く上では、凄く役に立つのですが…
腕や足、顔の描き方に関しては、Jazzaさんの動画の方が詳しいので、そちらを見ながら描くのがオススメです。
全身イラストに苦手意識を持っている方は、この3つの動画でマスターしてみて下さい。
参考出典
Proko「How to Simplify the Motion of the Torso - The Bean」
Jazza「Drawing Fundamentals: CONSTRUCTION」